占いの種類
占いの種類
基本的に一番よく使われている占いの分類方法は次のようなものです。
- 命
- 卜
- 相
- 霊感などその他のもの
これらの分類の基準は何をもって占うのかという点にあります。
占いですから運命の基準となるデータがなければ何も出てきません。
どんな事柄が必要になるのか
- 生年月日
- なにか形になっているもの
- 道具ツールによって出てきたもの
- 霊感の場合はなにもデータが要りません。
霊感とその他の占いの違い
基礎データが無いと占いは当たらないし意味も無いということです。
生年月日が必要なのは西洋占星術や四柱推命、九星気学、カバラ数秘術などがあります。
これらは先天的に生まれた時から背負っている運、宿命といってもいいのですがそれをみます。
それが絶対に変えられないのか意思や様々な条件で変えることの出来る人生なのかはその占術によって立場の違いがありますし占術を用いる占い師の哲学にもよります。
なにか形になっているものからその人の運命を読み取るということになると手相や人相、生命判断や風水などになります。
基本的に自分の意思で運命や状況をある程度変えることができるという考えですが手相でも絶対に変えられないという立場もありますのでそれぞれの占い師の哲学によるところが大きいのが実際のところです。
なにか道具を使ってそこに顕れた象徴からその人の運勢や運命、今時点の選択可能な運命を知るというのがタロットカードや易などになります。
霊感はどのような基礎データも要りませんし生年月日やタロットカードなども一切必要ないのですが霊感は体調や霊感師の気分、感情で左右されるのはよく知られたサイ科学上の常識なので信じるか信じないかはご自身で体験するしかありません。
占い師に鑑定してもらう場合に注意するべきこと
霊感以外の占いはすべて人類の英知というべき運命に対する深い洞察やデータの集積や蓄積があります。
これを無視すればそれは占いではありません。
超能力やエスパーを期待しているのなら机の上にあるスプーンを曲げることから始めてみたらいかがでしょうか?
それが恋愛や転職や借金の悩み、身内や近い人の将来の不幸や事故、病気の予防に役立つと思うのでしたら霊力の高い霊能者を探さなければなりません。
そしてその霊能者が超能力でスプーンを折ったり曲げたり捻ったりすることに感心して高額な宝石を買ったり墓石を買ったりすることになるのかもしれません。
その墓石の高額なローン代が支払えなければその霊能者の力は信用できなかったという結果になるのかもしれません。
これもひとつの人生勉強と割り切るしかないでしょう。
霊能力と超能力の違い
霊能力と超能力は違いますがその方の職業欄がエスパーとなっていれば超能力者ですし無数の襲いかかってくる不気味な霊が見えるしそれらの霊が会話している話も聞こえるというのならそれは霊能力だと思います。
これらは信じるか信じないかということなのである意味宗教に似ている面があります。
帰依するのが新興宗教の教祖様なのか霊能者あるいは超能力者なのかの違いですが本質的には信じる以外に道はありません。
霊能者や超能力者を試してみたくて適当な嘘話を作ってそれを霊能者へ話してみて嘘がわかるかどうかでその霊能者の実力を検証しようというのは人生の無駄だと思います。
霊能者や超能力者だから試してみようと思うのかも知れませんが相手が新興宗教の教祖様でも試してみたいと思いますか?
それはきわめて危険だと思うのですが・・・
人生の重荷は必要もない事柄を抱え込みすぎることといわれています。
今必要なのは霊能者や超能力者の実力調査ではなく人生を切り開く知恵なのです。
それには人類の英知ともいうべき運命の蓄積された集積された膨大な運命情報なのです。
それを知る糸口が生年月日だったり手相だったりタロットカードに顕れた象徴なのです。
その糸口が嘘ならすべて嘘ですし易でも易神、タロットでもセフィロトで象徴されるように神の意志があります。
神を試してみようという人間の思い上がりは天上へどこまでも続く塔を建てようと神に挑戦してその怒りをかったバベルの塔を作った人間のようですのでその結果はその後にその人の人生において精算されます。
これは易でも同じです。
いままで順調に回っていた運命がその時を境に暗転してスパイラル的に人生が下降運へと転換してゆきます。
不気味な人生の乱気流が人生を暗い方へと導いてゆきます。
データ重視の運命学は信用できるのか?
運命や運気、その時々の運や不運を知るためには基礎データが必要になります。
これが占いのもっとも中心的なコアのところなのでこれがない占いはその占い師の体験データでしかありません。
普遍性がないということはどうなるのかわからないということと同じです。
これはOSの入ってないPCがただの鉄の箱であることと似ています。
すべて運命を解析するためには基礎となるデータこそが必要ですがこれが人類最古の占いといわれた頃からのデータの膨大な集積蓄積があってそれぞれの占術が出来上がっているのです。
間違った数値を入力したエクセルは間違った答えを出してきます。
あるいはエラーで動かないこともあります。
占い師の実力を試してみたいと嘘のデータを入力して答えを期待すること自体が占いのシステムについて全く理解していないということです。
占い師がチェックするのはデータがキチッと入力されていいるかどうかとそれを解析することですから元データの真偽まではご本人様の自己申告になります。
嘘の答えが知りたいのなら嘘の事実を入力すればその嘘に対応した占いとしての解析データがはじき出されてきます。
この点が当たる占い師を探したいという占いフリークの問題点でもあります。
本当に知りたい事柄を知ることが自分にとってプラスになるから占ってもらうのに占い師の実力をテストしたいから嘘の履歴やあり得ない生年月日を自己申告されればその嘘のデータからしか答えは出てこないので答えも嘘になります。
こういう理解不能な事柄をやっても何も自分の人生のプラスにはなりません。
それどころか嘘で塗り固められた人生を生きることになりその結果人生の敗北者にもなりかねません。
その点からすれば占いは取扱いに注意が必要なのでしょう。