西洋占星術
西洋占星術
星占いと占星術の意識の違い
太陽占星術というものがあります。
太陽の影響はその人の生命エネルギーの30%を占めるともいわれています。
これはかなり大きな影響なのでその人の運命構造の流れはこれで把握できると主張する占い師もいるぐらいなのです。
こちらではそれよりも細かいコンテンツを提供させていただきますが念のために人生は誰のためにあるのかというあたりの事を少しだけ考えてみたいと思います。
人は占いや運命学になにを求めるのか
つまり人生を生きる主体は誰かという難しい話になりますが人間があっての人生なので星が先にありきだという発想は捨てていただきたいんです。
星占いというと新聞や週刊誌などマスメディアで小さな娯楽欄に載るような明日の運勢占いのような感じですね。
明日のラッキーカラーとか明日であう人だとか部屋にこんな花を飾ればラッキーですというように。
ですがラッキーというのは偶然降って湧いた幸運のようなものでそれが当たったとしても人生の流れに影響を及ぼす大きな出来事でもないんです。
幸運は自分で作り上げるものです
自分で仕掛けた幸運ではないからですね。
自分で仕掛ければ必ず幸運になれるともいえないのが人生の皮肉なとこがろですが仕掛けた事柄によればかえって不幸な事態に突入してしまうかもしれません。
なぜそうなったのかというとその事柄を仕掛けたときに選択肢がひとつしかないことなどあり得ないからなのです。
成功する・・・ 失敗する。
上手くゆく可能性・・・ 大きな事故に繋がる危険性。
人間関係が好転する・・・ 人間関係のトラブルで会社を辞めなければならなくなる。
いろいろありますが最低でも二者択一の可能性が存在します。
それが成功率だとか失敗する可能性というリスクマネジメント的な発想をするならば確率は2分の1ではなくそれぞれに成功と失敗の重さ付けがなされるわけです。
人生を生きるのはあなたです
それでやってみる・・・ 止める などの決断に迫られるのが普通なんです。
星がすべてを決めてくれるのならなにもしなくてもいいわけです。
明日たとえ重要な商談のプレゼンテーションだとしても星の影響で結果が出ているわけですからね。
でも誰一人そういう考え方はしません。
つまりプレゼンテーションのやり方の上手下手やプレゼンをする相手の立場や心理的な動機とか与えるメリットやデメリットの大きさや他の競争相手との差別化などの難しい影響を考えるからでしょうね。
それを星が占ったからだというのは勝手に失敗するリスクが高くなるということなんです。
太陽占星術だけでも流れは読めます
西洋占星術でも太陽占星術で十分なんですという占い師はここのあたりの機微をよく知っているわけです。
物事の流れが今こちらにないからこうしたら事態が好転するというアドバイスのできる占い師だから流れを読むのならサン・サイン占星術で読めますよという話なんですね。
逆にあまり細部にこだわるとかえって失敗する確率が高まるような気がします。
意識が行動を起こすわけですし、その意識があまりに制約が大きいと行動も大幅に制約されてしまうんです。
それだと人生を幸せにしようという西洋占星術の意味が弱くなります。
このあたりを注意しなければ占いに制約されすぎて運気が悪くなるのは自然の法則なのです。