運命と宿命についての九星気学と四柱推命の違い
運命と宿命についての九星気学と四柱推命の違い
人はなぜ運命が定めたとおりに生きるのか
運命と宿命についての九星気学と四柱推命の違い
気学といえば九星気学のことです。
九星という言葉よりも気学が一般的なのかもしれません。
九星気学ではその人が生まれ持っている運命傾向がわかります。
この点は東洋占術ですから当然なんですがほかの四柱推命などの東洋占術との違いは九星気学以外の東洋占術だと宿命という哲学が根本にあります。
もし宿命なら人生はほとんど変えられないということになります。
それが宿命という基本的な考え方でもあるわけです。
運命は”命”を運ぶのに対して宿命は”命”が宿っていることになります。
だから傾向ではなくズバリ!その人がこれからどんな人生を歩んでゆくのかがすでに決定されているという事なのです。
宿命をもう少し緩く考えて運命傾向までにその範囲を拡大しても結婚する相手の傾向だとか恋愛する相手の傾向だとか職業はどんな職業につくとか・・・
運命は最初から定められているわけですからその範囲内での自由はありますよ!という緩い宿命のスタンスになるわけです。
運命路線の結果なら答えは同じになる
結果的にそのとおりなら宿命占術も正しいのだと思うのですがこの四柱推命についてはあまり深く研究すると人生観が暗くなってしまうという占い師もいるます。
恋愛の相性ではなく恋愛相手はこんな運命傾向を持った相手と恋愛しそして別れることになるという複雑な人生模様を浮き彫りにしてしまうのが四柱推命などの東洋占術でしょうか。
これでは人生やっていられない!と思うのなら基本的に人間には人生の選択の自由がありその自由な選択を誤るから凶運や不幸な恋愛などの哀し出来事が起きてくると考えてどう選択すれば今の時点では最良の選択なのかを教えてくれるのが占術という事です。
これに対して四柱推命などの東洋占術は選択の自由はごく少なくどのような選択をしても必ずその結果は同じようになるという哲学です。
たとえば恋愛して結婚して別れて経済的に貧困に陥ることになっているとして選択を変えれば運命が変わるかというと恋愛する相手は違っても結婚することも同じでもやはり別れて貧困に陥ることになるのです。